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循環器・内科系の病気について

爪白癬<爪白癬>

病気について

爪白癬は足白癬を放置した結果、生じる場合がほとんどです。つまり何年も再発を繰り返し足の裏が硬く厚くなった足白癬の白癬菌が爪の中に入りこんで爪白癬を引き起こすということです。

爪白癬にかかると爪の色が白く濁ったり、黄褐色に変色します。症状が進行すると爪の先端部が分厚くなるなど変形がみられますが、痒みなどの自覚症状はありません。そのため、老化によるものなどと思われがちで、治療されずに放置されたままのケースがほとんどです。

治療法について

趾間型・小水疱型では塗り薬、角質増殖型では飲み薬が一般的です。「水虫に飲み薬」と聞いて、驚かれるかもしれませんが、角質増殖型の足白癬や爪白癬の場合、硬く厚くなったカカトや爪の外側から薬を塗っても奥深く潜んでいる白癬菌まで薬の有効成分が行き渡りません。その点、飲み薬ならば血流に乗って直接白癬菌にダメージを与え、体の内側から治すことができるわけです。

日常生活では以下のことを行うと良いでしょう。

  • 足を指の間まで念入りに洗い、洗ったあとは乾燥させま しょう。
  • お風呂上りなど、爪が柔らかい時にやすりやニッパーで厚くなった部分を削ってみましょう。
  • バスマットやスリッパの共用は避けましょう。
  • 床、畳、じゅうたんはこまめに掃除しましょう。
  • 靴はできれば三足ほど用意し、毎日はきかえるようにしましょう。
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