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性病について

淋病<りんびょう>

病気について

初めて淋菌感染症に感染したときには、男性の約50%で排尿時の熱感や尿道からの黄白色の分泌物などの症状がみられます。睾丸が腫れて痛むこともあります。精巣上体炎を起こし、放置すると不妊に至ることもあります。前立腺炎を起こし、排尿が困難になることもあります。男性では、症状は通常、感染の機会から2-5日後に出現します。
しかし、30日後になって初めて症状が出現するような場合もあります。女性の場合は、帯下が増えたり痛みを伴ったり、咽頭に感染する場合もあります。

治療法について

淋菌感染症に感染している人が、性器クラミジア感染症にも感染していることもよくあるため、淋菌に対する抗生物質とクラミジアに対する抗生物質とを同時に処方することもあります。症状がまったくなくなっても、副作用が出ない限り、抗生物質は処方された分をきちんと服用しきることが大切です。途中で服薬を中止すると、再び淋菌が勢いを盛り返し、完治しない可能性があります。抗生物質は、細菌を殺すことはあっても、炎症により生じた傷害を修復するものではないからです。
水分を十分とり(一日2L程度)、睡眠を十分とるようにしましょう。完治するまでは性交渉は控えてください。

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